音楽を愛し、人を愛して

指揮者 佐渡 裕

京都市立京都堀川音楽高等学校 芸術顧問

「堀音」この言葉の響きに、僕は強い誇りと、抑える事できない思い出で胸が一杯になる。だからこそ僕は卒業してからも、必ず年に一度は学校を訪ね、懐かしい先生に挨拶をし、生徒たちのオーケストラを相手に汗を一杯かきながら指揮し、いつの間にか随分歳の離れたかわいい後輩達に励ましの言葉をかけることを、一人の卒業生として続けている。
それは「堀音」を卒業した者には、受け継がれている想いがあるからだ。それは「音楽を愛し、人を愛しいと思える気持ち。」それをこの学校で先輩や先生から教えられたからこそ、僕は世界を相手にする指揮者になれた。今度は僕がその想いを現役の学生達に伝える番。毎年選ばれる40人の新しい堀音生達よ!いつか皆が卒業し、それぞれの道に進み、例えどんな仕事に就こうと、どんなに離れた所に暮らそうと、この僕ら卒業生が共有できる「堀音」という響きの心地よさに、きっときっと気がつく事だろう。

Photo ⓒ Jun Yoshimura

本物のかがやきへ

山脇護 画像

京都市立京都堀川音楽高等学校

校長 山脇 護

本校は、昭和23年「堀川高校音楽課程」として創設され、平成9年に日本で唯一の公立の音楽高等高校として独立しました。そして平成22年、世界遺産二条城を臨む城巽の地に新築移転。「京都市立京都堀川音楽高等学校」と校名を改称し、新たな一歩を踏み出してから早7年が経過しました。音楽専用ホールやレッスン室、ソルフェージュ室などの最高水準の施設整備と熱意あふれる優秀な教授陣、そして、夢の実現に繋げる充実した教育カリキュラムとスクールライフ。『人権尊重の精神を基盤に、心豊かな人間を育てるとともに、将来幅広く音楽専門家として活躍し、文化の発展に貢献する人材を育成する。』という大きな教育目標のもと、生徒たちはこの恵まれた環境の中で、日々思う存分に生き生きと活動しています。そして、音楽を通した学びの過程で、確かな「音楽力」と「学力」を身につけ、自らの個性を伸長しながら互いに切磋琢磨し、「コミュニケーション力」や「自己マネジメント力」等、将来に繋がる大きな「人間力」を培っています。
創設以来70年近くの間、国内のみならず世界で活躍する音楽家を数多く輩出してきた輝かしい伝統をもつ本校が、脈々と繋げてきた音楽を深く愛する心と絆を大切にしながら、音楽文化のもつ可能性や素晴らしさを発信し、人々に感動を与えられるよう、ともに響きあい、夢にむかって、「本物のかがやき」を求めていきます。

『たたんだ翼をひろげ、恐れずにむかっていこう』
『この翼が巻き起こす風をしたがえ』
『世界の静まる中で響き出す』
『本物のかがやきへ』

〜校歌「海を遠く」より〜

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